大谷翔平が“スカウト”した日系外野手 侍ジャパン入りへ思い「日本語を磨かないと」

水原一平通訳(左)と握手を交わすスティーブン・クワン【写真:小谷真弥】
水原一平通訳(左)と握手を交わすスティーブン・クワン【写真:小谷真弥】

ガーディアンズのクワンはイチローが憧れ「イチローは間違いなく手本にしている」

 ガーディアンズのスティーブン・クワン外野手は13日(日本時間14日)、野球日本代表「侍ジャパン」入りへの意欲を語った。母方の祖父母が山形出身で、すでに侍ジャパン関係者と接触。「日本代表でプレーできれば光栄だ。日本語を磨かないといけない。あまり知らないから。でも、プレーできればとても光栄だよ」と語った。

 25歳のクワンは2018年ドラフト5巡目(全体163位)でインディアンス(現ガーディアンズ)入り。今季の開幕戦でメジャーデビューし、デビューから116球空振りなし、1901年以降の近代野球では最多となるデビュー4試合15出塁と驚異的な記録を作った。抜群のバットコントロールを武器に、ここまで打率.293、出塁率.370。1番打者として地区首位を走るチームを牽引している。

 サンフランシスコ近郊のロスガトス出身で、身長175センチ、77キロと決して大きくはない。少年時代から、稀代の天才打者・イチローを憧れに練習に励んできたという。

「イチローは子どもの頃のお気に入りの選手だった。祖母が日本のニュースネットワークと契約していたから、いつも彼を見ていた。彼のコーナーがあったから。やること全て、見ていてとても楽しかった。マリナーズ、ヤンキース、マーリンズでプレーするところを毎日見ていた。とても楽しかったよ。間違いなく手本にしているよ」

2019年に来日「山形にたくさんの親戚がいた。ホームだと感じさせてくれた」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY