大谷翔平がエ軍残留なら投手王国に? 若手左腕トリオが「チームを支える柱になる」

エンゼルスのパトリック・サンドバル、リード・デトマーズ、ホセ・スアレス(左から)【写真:ロイター】
エンゼルスのパトリック・サンドバル、リード・デトマーズ、ホセ・スアレス(左から)【写真:ロイター】

サンドバル、デトマーズ、スアレスは5年以上保有可能

 大谷翔平投手の所属するエンゼルスは、今季もア・リーグ西地区4位に沈んでいる。しかしチーム防御率はリーグ9位と奮闘。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のスティーブ・アダムス記者はその要因として、パトリック・サンドバル、リード・デトマーズ、ホセ・スアレスの若手3投手をチームの未来を担う存在に挙げた。

 トラウトと大谷が打線を牽引する中、投手が長年の課題と言われてきたエンゼルス。同サイトは「特に先発投手の確保には苦しんでおり、昨季はヤンキースのエース、ゲリット・コールの獲得に失敗した。また、先発投手に限っては長期契約を結ばない方針で、今シーズンFAで獲得したシンダガードとローレンゼンは共に1年契約」と現状を説明し「先発陣の整備に制限がかかる中、サイ・ヤング賞を争うオオタニの活躍に目が行きがちだが、若手を中心に強固なローテーションを形成している」と注目した。

 それが3人の左腕だ。15日(日本時間16日)時点で、25歳のサンドバルは132回1/3、5勝9敗、防御率2.99。23歳のデトマーズは113回、5勝5敗、防御率3.82。24歳のスアレスは91回1/3、6勝7敗、防御率3.84という成績。「今季を含めて5年以上保有することが可能で、今後のチームを支える柱となるだろう」という。

 2018年にアストロズのマーティン・マルドナードとのトレードで加入したサンドバルは、平均以上の三振率を記録し、空振りを奪える投手に成長。ゴロピッチャーであることも評価を高めている。2020年のドラフトで全体10位で指名されたデトマーズは、わずか14ヶ月でメジャー・デビューを果たし、今季は5月10日のレイズ戦でノーヒット・ノーランを達成した。しかしその後不調となり6月22日にマイナーに降格。7月8日の昇格以降は、速球の比率を下げ、スライダーの比率を上げたことで奪三振率が向上し、昇格後の防御率を2.95を記録している。

 スアレスについては「飛び抜けた能力はないものの、各指標を少しずつ改善し、平均を下回る要素がないことが好調の要因。またストライクゾーンでの投球が増えた影響で空振り率が増加したことも大きい」と評価した。

 エンゼルスファンの一番の関心事である大谷の去就については「新しいオーナーが大きく左右するだろう」という。「仮に来シーズンも残留となった場合、エース・オオタニを中心にデトマーズ、サンドバル、スアレスで素晴らしいローテーションを形成することが可能だ」と“投手王国”が形成されることを思い描いた。

(Full-Count編集部)

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