エ軍266億円男の復帰は実現するのか? 敵地遠征にも帯同…指揮官「非常に心強い」

敵地レンジャーズ戦に帯同しているエンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:小谷真弥】
敵地レンジャーズ戦に帯同しているエンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:小谷真弥】

仮に復帰しても乱闘の影響で5試合の出場停止処分を課される

 エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手の今季終盤戦での復帰が見えてきているようだ。6月の右手首手術で今季絶望と見られていたが、9月からグラウンドでの守備練習を再開。20日(日本時間21日)の敵地・レンジャーズ戦もチームに帯同している。フィル・ネビン監督代行は「状況としては1日ごとに様子を見ているような感じだ。今日もこの後スイングすることになる。感覚は確かにいいみたいだ。非常に心強いことだ」と語った。

 レンドンは2020年から7年総額2億4500万ドル(当時266億円)でエンゼルス入り。昨季も故障で58試合出場にとどまり、今季も45試合出場し、打率.228、5本塁打、24打点。2年連続で長期離脱となっていた。ネビン監督代行は今後、実戦形式の打撃練習「ライブBP」を行う可能性も示唆した。

 復帰後は6月のマリナーズ戦での乱闘騒ぎの影響で5試合の出場停止処分が課されるが、来季へ向けては明るい材料となりそうだ。ネビン監督代行は「今必要なのは彼がシーズンをいい状態で終え、そのまま次のスプリングトレーニングを迎えること」と語った。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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