シーズン104盗塁のモーリー・ウイルスが89歳で死去 ド軍監督が追悼「とてもつらい」

ドジャースで活躍したモーリー・ウィルス【写真:Getty Images】
ドジャースで活躍したモーリー・ウィルス【写真:Getty Images】

3度WS制覇、MVPも…ドジャースは21日の試合前に黙とうを捧げた

 MVPや盗塁王にも輝いた元ドジャースのモーリー・ウィルスが89歳で死去した。MLB公式が「大胆不敵な盗塁で野球に革命を起こしたモーリー・ウィルスが19日に亡くなった」と伝えた。息子のバンプ・ウィルスは1983年から2年間、阪急でプレーした。

 ウィルスは1962年に104盗塁で当時の年間盗塁記録を更新。史上初の100盗塁選手で、同年ナ・リーグのMVPに輝いた。この年MLBチームで104盗塁に届いたチームはひとつもなかったことからも、いかに偉大な記録だったかが分かる。1960年から6年連続ナ・リーグ盗塁王、遊撃手として2度のゴールドグラブなど数々の栄誉に輝いた。

 1959年、1963年、1965年と3度ワールドシリーズ制覇。通算490盗塁は今でもドジャースのチーム記録となっている。メジャー通算14シーズンで打率.281、586盗塁。1972年に引退後、1980年から81年の2シーズンはマリナーズで監督を務め、2001年には傘下のインストラクターとしてドジャース組織に復帰。以来毎年スプリングトレーニングでバント指導をしてきた。

 ウィルスにちなんで背番号30をつけたドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「公私にわたり非常にインパクトを受けた人物だった。さみしくなる。とてもつらい」「彼はとにかく野球を愛していた。野球に取り組むことも、選手たちとの関係性も大好きだった。私たちは多くの時間をともにした。彼にはメジャーリーガーの真髄を教わった。私が興奮したりこだわりを持ったりするところ、そして選手たちを愛するという点は、彼から学んだ部分が多い」と故人をしのんだ。

 ウィルスは生前「子どものころの一番の願いは、メジャーでプレーすることだった。14歳のときジャッキー・ロビンソンのことを聞いて、(彼のチームである)ドジャースでプレーしたいと思った。マイナーで8年半も過ごしたので、ジャッキー・ロビンソンとプレーすることはできなかったが、ドジャースの一員にはなれた」と話していたという。

 米有力紙「ザ・ワシントン・ポスト」によると、ドジャースは9月20日(日本時間21日)のダイヤモンドバックスとのダブルヘッダー第1戦前にウィルスに黙とうを捧げた、ビデオボードで彼のハイライト映像を流した。ドジャースは今季いっぱい、彼を偲んでユニホームにワッペンを付けることを決めた。

(Full-Count編集部)

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