大谷翔平、W規定到達の敵は「天気」 気温9度の極寒に雨予報、中止なら残り登板数減?

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

規定投球回へ14回、シーズン200奪三振へもあと4K

 エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、今季14勝目を目指して敵地・ツインズ戦で先発登板する。中5日を空けての登板。メジャー初の規定投球回まで14イニング。あと4個に迫ったシーズン200奪三振にも注目が集まるが、高い対応力が求められるマウンドとなりそうだ。

 ツインズ本拠地のターゲット・フィールドはメジャー5年目で初登板となる。慣れないマウンドへの対応はもちろんだが、まず天候が心配だ。午前中から「にわか雨」の予報で、最高気温13度、最低気温9度。22日(同23日)に最高36度、最低21度と真夏のような暑さだったテキサス州アーリントンとの寒暖差は最大27度にもなる。

 湿度も気掛かりだ。現地19時10分開始のナイターで、湿度90%と予報されている。マメの最大の敵と言われる“高温多湿”ではないものの、肌がふやけやすい環境だ。この日のブルペン投球で気にする様子はなかったが、今回も右手中指マメと対処していく必要がありそうだ。

 23日(同24日)の試合が仮に中止となれば、あと14回に迫った規定投球回到達へのハードルが高くなる。次回登板後は29日(同30日)の本拠地・アスレチックス戦、10月5日(同6日)の敵地・アスレチックス戦と回る予定だが、その中5日を空けたスケジュールが不可能に。残り3登板が2登板となる可能性、中4日で登板する可能性も出てくる。

 この日、ネビン監督代行は「雨は雨だ。明日試合ができなければ、明日投げることはできない。土曜日に登板させて、その後のことはまた考えるよ」と話すにとどめた。大谷、ネビン監督代行はどのような判断を下すのか。

【実際の映像】翌日の登板に向けてブルペンで調整する大谷翔平 マメの影響は感じさせず

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