201億円左腕は“不名誉記録”を免れる? 20敗目前で「登板を回避するかも」
ナショナルズのコービン、ここまでメジャーワーストの18敗
ナショナルズのパトリック・コービン投手は、予想外の形で“不名誉記録”を回避することにもなりそうだ。今季ここまで30先発登板で防御率6.08と苦しみ、メジャーワーストの18敗を喫している左腕は、19年ぶりとなる20敗に到達するかと目されていた。しかし地元メディア「MASNスポーツ」は次回は予定されていた登板を回避すると報道。2018年12月6年1億4000万ドル(約201億円)の大型契約を結んだ左腕に、シーズン終了の可能性も出てきた。
同メディアによると、コービンは20日(日本時間21日)のブレーブス戦で初回に背中を痛めて緊急降板。その後キャッチボールは行うも、マウンドでの本格的な投球練習は回避していたという。デーブ・マルティネス監督は「今はブルペンで投げることはできないから、(今後の)彼の登板を回避するかもしれない」と述べている。
ナ・リーグ東地区最下位に沈むナショナルズは、シーズン残り10試合。同メディアは「ナショナルズには健康な先発投手が他に5人いる。そのため、必要であればコービン抜きで彼らは進んでいける」とも。20敗の大台なら、2003年のマイク・マロース(タイガース)が21敗した以来の不名誉だったが、果たしてシーズン終了前に復帰登板はあるのだろうか。
(Full-Count編集部)