“きつね”踊るかわいいチアは「パーフェクト」 原曲歌う兄弟が日本に感動
幼い頃からの日本に来るという夢「あぁ実現したんだなと思いました」
――札幌ドームでのパフォーマンスはいかがでしたか?
ボード:どこの国でやっても同じ反応が返ってくるというのはうれしいです。日本は僕らからしたら地球の反対側の国だから、みんなが踊ってくれるということはうれしくもあり、シュールなことでもありました。そして、世界のどこに行っても“この曲は通じるな”という喜びもあります。実は、子どもの頃から日本に来ることが夢だったので、客席を見ながら、あぁ実現したんだなと思いました。
ヴェガード:直近では、ノルウェーで400人ほどの観客の前で歌いました。今回は3万6000人の前で、ダンサーと一緒に、しかもステージではなくスタジアムで。同じ曲でも状況が違うと、こんなにも感じ方が変わるんだと思いました。それと“ダンサーと一緒に踊る”と聞いて最初は5人くらいを想像していたのですが、300人もいたこと! 全員がちゃんと衣装を着こなし、ダンスはパーフェクトだし、音もきちんとしているし。それは本当に最高でした。
――札幌ドームでのきつねダンス動画は、公開から3日で200万回再生突破です。
ヴェガード&ボード:すごーい!(日本語で)
ヴェガード:ノルウェーの人口は500万人なので、ほぼ半数の人が見た数字になりますよ。
ボード:こんなこと言っていいのかはわからないですが……僕たちはイヤーモニターを着けているので、歌っている間はお客さんの声がわからないんです。だから、みなさんが笑顔になるのが一番伝わりやすいのです。顔を見れば楽しんでくれているかはわかります。今回も座りながらノッてくれたり、楽しそうにしてくれたりしたのが伝わってきたのでうれしかったですよ。
――また来てくれますか? 次は新しい球場で!
ヴェガード&ボード:もちろん!
ヴェガード:お招きいただけるのであれば絶対来ますよ!
――その時はまた違う曲もお聞かせください!
インタビュー&文・海老原 悠
写真・池田晶紀(ゆかい)