大谷翔平の12試合連続安打は「ロケットだった」 監督代行も絶賛「よく打っている」

二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

初回にフェンス直撃の強烈二塁打、3回には左前打でマルチ安打

■エンゼルス 4ー3 アスレチックス(日本時間28日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのアスレチックス戦に「3番・指名打者」で先発出場し、自己最長を更新する12試合連続安打をマークした。初回に左翼フェンス直撃二塁打を放ち、3回には左前打で2試合連続マルチ安打。好調な打棒に、フィル・ネビン監督代行は「初回に左中間のフェンスに直撃した打球はロケットだった」と驚きを表現した。

 初回2死で、右腕・カプリーリアンから左翼フェンス直撃の二塁打。シーズン150安打にも達し、日本選手では6人目となった。3-3の同点で迎えた3回先頭では内角高めフォーシームに反応。バットを粉砕されながらも打球は左前へ落とした。今季39度目のマルチ安打で、今季最高の打率.273に上昇した。

 大谷の12試合連続安打について聞かれたネビン監督代行は「正直、彼が最近よく打っているのは知っていたが記録までは追っていなかった」と発言。ただ、頼もしさは不変なようで「彼の打撃の調子は長い間いい。1年通して一貫性がある」と大きく頷いた。

 今季はすでに投手で153投球回、203奪三振をマークし、球団によると150安打と合わせて「トリプル150」を達成。両リーグ史上初の快挙となった。シーズン最終盤に入っても躍動が止まらない二刀流。指揮官も「ファンと同じく、みんなと同じく、彼がプレーしているところを見るのは大好きだ」と改めて強調した。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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