大谷翔平は殿堂入り投手と「同等」 またも“伝説級”のスタッツに記録マニア注目

アスレチックス戦に先発し15勝目を挙げたエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
アスレチックス戦に先発し15勝目を挙げたエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

バーチ氏「同等の成績はジョンソンとマルティネスのみ」

■エンゼルス 4ー2 アスレチックス(日本時間30日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地で行われたアスレチックス戦で、8回2安打無失点10奪三振で15勝目を挙げた。8回2死までは無安打無失点の快投。数々の記録を打ち立てる二刀流は、この日も凄まじい数字を積み上げた。

 エンゼルスの広報部で記録マニアのマット・バーチ氏は、27先発、15勝、防御率2.35、奪三振率(SO/9)11.91という大谷の成績を紹介。「同等の成績(あるいはそれ以上)はランディ・ジョンソン(1997年)とペドロ・マルティネス(1999年)のみ」と伝えた。

 カナダ放送局・TSNスポーツの「スタッツセンター」は「ア・リーグの歴史上、自責点0、1四球以下、被安打2以下、10奪三振以上を3試合記録したのはショウヘイ・オオタニとペドロ・マルティネス(2000年と2002年)のみ」と殿堂入り投手と並べて、いかに安定感があるかという数字を示した。

 さらに、この日の大谷はバットでも4打数2安打1打点で今季40度目のマルチ安打。MLB公式のサラ・ラングス記者は「ショウヘイ・オオタニが10奪三振以上、複数安打を記録した試合は今シーズンで4度目。それにより、1901年以降でその(2つの)数字を最も多く記録した1985年のドワイト・グッデンに並ぶ」と快挙を称えた。

(Full-Count編集部)

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