阪神、“下克上”ファイナルS進出へ王手 青柳が6回無失点&近本が決勝2点打

阪神・矢野燿大監督【写真:荒川祐史】
阪神・矢野燿大監督【写真:荒川祐史】

DeNA先発の今永は5回7安打2失点で降板した

■阪神 2ー0 DeNA(CSファースト・8日・横浜)

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)、ファーストステージ第1戦が横浜スタジアムで行われ、阪神がDeNAに2-0で勝利。“下克上”でのファイナルステージ進出に王手を掛けた。

 レギュラーシーズンで最多勝(13勝)&最優秀防御率(2.05)に輝いた青柳が本領を発揮した。初回1死から神里に右前打されるも、続く佐野を一ゴロ併殺打。6回まで散発4安打で本塁を踏ませなかった。その後は岩貞、浜地、岩崎、湯浅の救援陣がリードを守って完封リレーで締めた。

 打線は5回にようやく左腕今永を攻略。1死満塁の好機をつくると、近本が150キロの直球を中前へはじき返して2点を奪い取った。今永を5回7安打2失点でマウンドから引きずり下ろすことに成功。今季限りで退任する矢野監督の“最後の花道”へ、ヤクルトへの挑戦権まであと1勝となった。

(Full-Count編集部)

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