DeNA、1勝1敗のタイに戻す 先発大貫が7回途中2安打無失点、大和が値千金V打

DeNA・三浦大輔監督【写真:荒川祐史】
DeNA・三浦大輔監督【写真:荒川祐史】

前日ベンチスタートの宮崎、ソト、大和が3連打

■DeNA 1ー0 阪神(CSファースト・9日・横浜)

 DeNAは9日、横浜スタジアムで行われた阪神とのクライマックスシリーズ(CS)、ファーストステージ第2戦に1-0で勝利。1勝1敗のタイに戻した。先発の大貫晋一投手が7回途中2安打無失点10奪三振と快投で崖っぷちのチームを救った。

 大貫は初回2死から近本に中前打されたが、二塁を狙った近本はアウト。その後は1人の走者も許さず、6回までを打者18人で片付けた。7回に先頭の中野に遊撃内野安打を許して二盗と犠打で1死三塁となったところで降板。2番手の伊勢が気迫の投球で大ピンチを脱した。

 打線はレギュラーシーズンで5試合対戦して防御率1.57に抑え込まれていた伊藤将の前に我慢の展開が続いた。それでも5回無死から宮崎が左前打、ソトが右翼線二塁打で二、三塁とすると、大和が中前適時打。「チャンスだったので、何とかランナーを還すことだけを考えて打席に入りました。いい結果となり良かったです」と安堵した。

 前日8日はベンチスタートだった3人の3連打で貴重な1点をもぎ取り、ヤクルトの待つファイナルステージへ勝負は10日に持ち越された。

(町田利衣 / Rie Machida)

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