ダルビッシュ、地区S進出に「凄く楽しみ」　ドジャースとの対戦が「一番好き」

「メッツというタフな相手だったけどチーム一丸でとれてよかった」

■パドレス 6ー0 メッツ（ワイルドカード・日本時間10日・ニューヨーク）

　メッツ対パドレスのワイルドカード（WC）シリーズ第3戦が9日（日本時間10日）、メッツの本拠地シティ・フィールドで行われ、ダルビッシュ有投手の所属するパドレスが6-0で勝利。古巣ドジャース相手の地区シリーズ進出を決め、ダルビッシュは「メッツというタフな相手だったんですけど、チーム一丸でとれてよかった」と安堵した。

　2度目のシャンパンファイトに「みんな喜んでいるのでうれしい。ホッとしています」と笑顔を見せたダルビッシュ。7日（同8日）の初戦に先発して7回1失点でプレーオフ5年ぶりの白星を挙げ、チームに勢いをもたらした。「ポストシーズンが始まる前、何としてもサンディエゴで1試合でもと思っていたので、それがまず達成できてよかったと思います」とホームに帰れることを喜んだ。

　チームは短縮シーズンだった2020年を除けば、ポストシーズン進出は2006年以来。それでも101勝を挙げたメッツを破り「そういう意味では勝ち慣れてないチームだと思ってましたし、そういう中でこうやって勝てて、選手も球団もスタッフも自信にもなるし、この先にもつながると思います」と手応えを語った。

　11日（同12日）から始まる地区シリーズでも快投が期待される。「みんな疲れている時期なので、ここからは技術だったりメンタルの勝負。でもしっかり準備はしています」と頼もしい右腕は、ドジャースとの大一番に向けて「自分はドジャースと対戦するのが一番好きなので、大きな舞台で対戦できることを凄く楽しみにしています」と意気込んだ。

（Full-Count編集部）