元阪神スアレスを指揮官激賞 ダルビッシュ救った“完璧救援”は「一番難しい役割」

地区シリーズ第2戦で好リリーフを見せたパドレスのロベルト・スアレス【写真:Getty Images】
地区シリーズ第2戦で好リリーフを見せたパドレスのロベルト・スアレス【写真:Getty Images】

1点リードの無死一、三塁で三振&二ゴロ併殺打…無失点にしのいだ

■パドレス 5ー3 ドジャース(地区シリーズ・日本時間13日・ロサンゼルス)

 パドレスは12日(日本時間13日)、敵地で行われたドジャースとの地区シリーズ第2戦に競り勝ち、対戦成績を1勝1敗とした。先発したダルビッシュ有投手の後を受けた元阪神のロベルト・スアレス投手が好救援。1点リードで迎えた無死一、三塁のピンチを切り抜けて勝利をもたらした。ボブ・メルビン監督は「簡単なことではない」と絶賛した。

 4-3で迎えた6回、ダルビッシュは2連打を許して無死一、三塁のピンチを招いて降板。しかし、ここで登板したスアレスがドジャース打線に立ちはだかった。ジャスティン・ターナーを空振り三振に仕留め、ラックスを二ゴロ併殺打に。NPBで大活躍し、今季メジャーの扉を開いた右腕が大舞台で完璧な仕事をやってのけた。

 スアレスの働きを指揮官は称賛した。「あの役割は一番難しい。先発から走者がいる状態で受け継ぎ、1イニング以上投げないといけないかもしれず、あのようなピンチを切り抜けないといけない」と困難な場面での登板だったことを説明。「三振を奪い、ダブルプレーを取る。口で言うほど簡単なことではない。彼は自らの投球で重要な役割を勝ち取ったんだ」と称えた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY