45億円デグロム流出→大谷翔平を電撃獲得? 金満メッツの大胆補強策を地元TV局が指摘

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

CY賞2度デグロム流出でも「大きな方向転換を魅力的に感じるだろう」

 エンゼルス・大谷翔平投手がメッツへ電撃移籍する可能性はあるのか。ニューヨーク放送局SNYは「メッツの注目すべきオフシーズン、トップ5」として、大谷のトレード獲得を補強策に挙げている。

 メッツの最大の懸案はサイ・ヤング賞2度の右腕ジェイコブ・デグロムの動向だ。2019年から5年総額1億3750万ドル(約202億円)の大型契約を結んでいるが、今オフに契約を破棄してFAとなれる「オプトアウト」の権利を持っている。仮に残留なら来季年俸は3050万ドル(約44億9500万円)となるが、FAとなれば「たくさんの楽しい選択肢を与えることになる」と補強策に柔軟性が生まれると指摘。その中で注目される補強策が大谷だ。

 すでに大谷はエンゼルスと年俸3000万ドル(約43億4000万円)で合意。仮にメッツへトレード移籍となってもデグロムとほぼ同額だ。「もしデグロムと契約できず、オオタニと長期契約を結べるという感覚を得た場合、メッツはこの大きな方向転換を魅力的に感じるだろう」とNY放送局は指摘した。メッツGMは元エンゼルスGMのビリー・エプラー氏。2017年オフに大谷獲得に尽力した人物だ。「メッツもオオタニがFAとなることを願い、待つこともできる。ただ、トレード直後、即契約延長を結ぶように感じられる」と伝えている。

 ただ、エンゼルスは身売り問題の真っ只中。チームの目玉である大谷がトレード放出される可能性は極めて低い。そんな中での大谷の移籍報道。地元放送局SNYは「今オフ、野球界の目はエンゼルスに向けられるだろう。なぜなら、球団売却間近で、二刀流のメガ・スター、ショウヘイ・オオタニをあと1シーズンしか保有できないからだ」と伝えている。ゲームチェンジャーである大谷の凄さが伝わってくる。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY