ひび割れた恩師の手…巨人ドラ1に導いた“手料理” 浅野翔吾がプロ入りの先に見る夢

身長171センチの浅野、1軍で活躍して「体の小さな選手に勇気や夢を」

 プロ入り後の目標は「体の小さな選手に勇気を与えるプレーヤーになる」ことだ。身長171センチは球団史上最小の“ドラ1”。1軍の舞台で活躍することで、上背がない球児にも夢を与えることができると信じている。

「(岡本和真内野手は)参考にしていたので、いろいろ聞いてみたいです。下半身のトレーニングをしっかりやって、身長の小ささを感じないプレーをしたい」と意気込みを口にする。

 高校通算68本塁打のうち右打席から64本、左打席から4本を放っているスイッチヒッターであるが、プロでは「しっかり右で勝負して、活躍できるようになってから左打席」。今夏の香川大会準決勝が公式戦最後の左打席となった。次に見られるのはもう少し先になりそうだ。

 これからのプロ生活に胸を膨らませる浅野には、プロ野球選手とは別の“夢”がある。114代主将は一切の迷いなく「甲子園で優勝できるような高商(高松商)の監督になりたいです」と宣言した。

浅野のもう1つの夢と、恩師・長尾健司監督と過ごした3年間

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