3戦連続2桁三振…ヤ軍監督「いら立たしい日」 突破率わずか2.6%「何とかしないと」

無安打2三振に終わったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
無安打2三振に終わったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

ジャッジ4の0に「彼の活躍が必要だが、他の皆の活躍も必要だ」

■アストロズ 5ー0 ヤンキース(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間23日・ニューヨーク)

 ヤンキースは22日(日本時間23日)、本拠地で行われたアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に0-5で敗れ、対戦成績は0勝3敗となった。8回までわずか1安打、3戦連続2桁三振と湿った打線に、アーロン・ブーン監督は「言うまでもなく、いら立たしい、いら立たしい日だ」と怒りを押し殺した。

 7回戦制のポストシーズンでは、0勝3敗からの突破率はわずか2.6%と崖っぷちに追い込まれた。ヤンキース放送局「YESネットワーク」のツイッターが公開したブーン監督のインタビューでは、悔しさがにじんだ。2三振を含む4打数無安打に終わったジャッジが打たない状況でも勝てるかと聞かれると「彼は私たちの打線で最大の力であり、鍵となる選手だ。彼の活躍が必要だが、他の皆の活躍も必要だ。非常にいい投手陣を相手に、何とかする方法を見つけないといけない」と話した。

 カナダメディア「スポーツネット・スタッツ」のツイッターによれば、ヤンキースは今ポストシーズン最初の8試合で、打率.161、安打40、出塁率.250はいずれもワースト、三振94もワースト3だ。「何とかする方法を見つけないといけない」と繰り返したブーン監督は、奇跡の大逆転を目指すしかない。

(Full-Count編集部)

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