日本S第2戦、5時間3分の死闘で延長12回引き分け 燕・内山壮が9回に同点3ラン

ヤクルト・高津臣吾監督(左)とオリックス・中嶋聡監督【写真:荒川祐史】
ヤクルト・高津臣吾監督(左)とオリックス・中嶋聡監督【写真:荒川祐史】

日本シリーズでの引き分けは2018年の第1戦以来4年ぶり

■ヤクルト 3ー3 オリックス(日本シリーズ・23日・神宮)

 神宮球場で23日に行われた「SMBC日本シリーズ2022」第2戦で、ヤクルトとオリックスは延長12回の末に引き分けた。ヤクルトの内山壮が土壇場の9回に同点3ラン。その後、両チームとも譲らず、5時間3分の死闘でヤクルトの1勝1分けとなった。

 オリックスの先発・山崎福は初回から毎回走者を背負いながらも、4回を4安打5奪三振2死球で無失点。序盤の流れを作った。打っても、3回1死三塁のチャンスで右前へ先制の適時打。この後、安達と宗の連打でさらに1点を追加した。9回まで3点リード。投手陣も無失点リードでつないで最終回を迎えた。

 しかし、ヤクルトはオリックス5番手の阿部を攻め立て無死一、二塁に。代打の内山壮が日本シリーズ初打席で左翼席に起死回生の同点3ランを放った。延長に入り、両チームともチャンスを作れど得点につながらず。日本シリーズでの引き分けは2018年のソフトバンク-広島の第1戦以来、4年ぶりとなった。

 シリーズは中1日を空け、25日から舞台をオリックスの本拠地・京セラドーム大阪に移して第3戦が行われる。

(Full-Count編集部)

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