日本S第3戦、ヤクルト圧勝で負けなし2勝1分 山田哲人が復活3ラン、村上宗隆3打点

先制3ランを放ちチームメートに迎えられるヤクルト・山田哲人(中央)【写真:共同通信社】
先制3ランを放ちチームメートに迎えられるヤクルト・山田哲人(中央)【写真:共同通信社】

オリックスは好機で杉本に1本が出ず…

■ヤクルト 7ー1 オリックス(日本シリーズ・25日・京セラドーム)

「SMBC日本シリーズ2022」第3戦が25日、京セラドームで行われ、ヤクルトがオリックスに7-1で圧勝、対戦成績を2勝1分けとし、球団初となる2年連続の日本一へ前進した。

 ヤクルトは両軍無得点の5回、このシリーズ不振にあえいでいた山田哲人内野手が左翼へ3ランを放ち先制した。第1戦が4打席連続三振、第2戦まで9打数無安打という状態だった山田を、高津臣吾監督は3番から1番に打順を変えて先発起用。3回に二塁内野安打でシリーズ初安打を記録し、次の打席で大仕事をやってのけた。

 7回には1死満塁から、村上宗隆内野手が押し出し死球を選びリードを広げた。9回には1死一、二塁から村上が適時2塁打するなど3点を追加した。投げては先発の高橋奎二投手が6回を3安打無失点。リリーフも好投した。

 オリックスは「8番・DH」の杉本裕太郎外野手が、走者を置いての2度の打席で三振に倒れるなど打線に元気がなく、自慢のリリーフ陣も崩れた。

 第3戦まで白星がなかったチームの逆転優勝は、1989年の巨人が近鉄を相手に3連敗から4連勝したケースまでさかのぼる。また前回引き分けがあった1986年のシリーズでも、西武が1分け3敗から4連勝して日本一となっている。今回はどうなるか。

(Full-Count編集部)

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