投手陣で“借金10”、拙守目立ったウォーカーは大成長 V逸の巨人の助っ人診断

巨人のCC・メルセデス、マット・シューメーカー、チアゴ・ビエイラ(左から)【写真:荒川祐史】
巨人のCC・メルセデス、マット・シューメーカー、チアゴ・ビエイラ(左から)【写真:荒川祐史】

投手陣で貯金は0、MLB46勝&28勝右腕はともに苦戦

【投手】
〇ルビー・デラロサ投手
30試合0勝0敗1セーブ11ホールド、防御率2.30

〇マット・アンドリース投手
5試合0勝2敗防御率4.82

〇CC・メルセデス投手
20試合5勝7敗、防御率3.18

〇チアゴ・ビエイラ投手
9試合0勝2敗、防御率9.82

〇イアン・クロール投手
21試合1勝1敗1セーブ5ホールド、防御率3.86

〇マット・シューメーカー投手
18試合4勝8敗、防御率4.25

 投手陣は全選手が“貯金”を作れなかった。ビエイラは昨季、抑えとしてNPB外国人選手記録の32試合連続無失点を記録するなど56試合に登板したが、今季は9試合のみ。6月21日のDeNA戦で8回に登板し2失点で負け投手になって以来、1軍登板がなかった。

 また、メジャー46勝右腕のシューメーカーと、同28勝のアンドリースも、ともに防御率4点台と活躍できなかった。メルセデスは防御率3.18と安定していたが、5勝7敗と負け越し。デラロサは前半戦で打ち込まれ、2軍落ちも経験したが、後半はセットアッパーとして復活した。

 途中加入のクロールも初登板で、ヤクルト・村上宗隆内野手から3ランを浴びるなど、21試合で防御率3.86。投手陣の苦戦が2年連続のV逸の一因にもなった。

(Full-Count編集部)

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