大谷翔平、米老舗メディアの「MLB年間最優秀選手」受賞ならず ヤ軍ジャッジ選出

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「2022年は明らかにザ・アーロン・ジャッジ・ショーだった」

 米老舗メディア「スポーティング・ニュース」は27日(日本時間28日)、選手による投票で決まる「MLBプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)」を発表し、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手を選出した。エンゼルス・大谷翔平投手の2年連続受賞はならなかった。同メディアがホームページで発表した。

 同賞は1936年から始まり、両リーグから1人だけ選出される。360人の選手を対象とした投票でジャッジは約66%、大谷は約18%だった。同メディアは「2022年は明らかにザ・アーロン・ジャッジ・ショーだった」と伝えた。

 7年目のジャッジはロジャー・マリスのリーグ記録を61年ぶりに抜く62本塁打で本塁打王に輝いた。131打点で打点王のタイトルも獲得。打率.311もキャリアハイの好成績で、シーズン終盤まで3冠王を狙える大活躍を見せた。

 5年目の大谷は投手で15勝9敗、防御率2.33。166回とメジャー自身初の規定投球回に到達し、リーグ3位の219奪三振をマークした。打者では打率.273、リーグ4位の34本塁打、95打点。666打席に立ち、ワールドシリーズが始まった1903年以降では初となる「ダブル規定」を達成した。

(Full-Count編集部)

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