大谷翔平、スポンサー契約数で記録樹立 ジャッジ破る、本拠地には日本企業22社が広告

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

17社とのスポンサー契約は、ジャッジの持つ記録を破った

 エンゼルスの大谷翔平投手と、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の争いはグラウンドを離れた“場外”でも続いている。世界のスポーツとエンターテインメントについて、最も総合的なスポンサーデータを提供するサイト「スポンサー・ユナイテッド」によると、大谷は2022年に17社とスポンサー契約を結び、2021年のヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の13社という記録を破ったという。ヤンキースの地元メディア「NJ.com」が報じている。

 2021年の投打二刀流での活躍もあり、今年の大谷は「GQ」「Time」「スポーツイラストレイテッド」といった有名誌の表紙を飾ったほか、人気ゲーム「MLB The Show」のパッケージ選手にも選ばれた。同サイトは「スポンサー契約での収入を3倍に増やした」と言及。さらに今季、本拠地のエンゼルスタジアムには22社の日本企業が広告を出稿したといい、米国内外における経済効果は絶大なものとなっている。

 大谷は1日(日本時間2日)にはエンゼルスと年俸3000万ドル(約43億4000万円)で来季の1年契約に合意。米経済誌「フォーブス」によると、スポンサー収入と年俸を合わせて総収入は5000万ドル(約72億3700万円)にもなると試算している。

 ア・リーグMVP有力とされるジャッジも、今オフFAとなり巨額の契約を手に入れることになりそうだが。ただこの記事は「ヤンキースのアーロン・ジャッジはMVPかもしれないが、MLBで最も市場性の高い選手はショウヘイ・オオタニだ」とキッパリ言い切っている。

(Full-Count編集部)

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