西武、森友哉のFA権行使を発表「興味持ってくれる球団あれば」 オフの目玉で争奪戦必至

西武・森友哉【写真:荒川祐史】
西武・森友哉【写真:荒川祐史】

西武と残留交渉も「将来について考えるつもりです」

 西武は1日、森友哉捕手が国内フリーエージェント(FA)権を行使したと発表した。複数球団による争奪戦となりそうだ。

 2013年ドラフト1位で西武入りした森は、2019年に正捕手として首位打者とリーグMVPを獲得。2018、2019、2021年とベストナインに輝いた。今季は102試合出場、打率.251、8本塁打、38打点と苦しんだが、“打てる捕手”は今オフのFA市場の目玉となる。

 FA有資格者が権利行使できる手続き期間は10月31日に始まり、メジャー移籍を目指すソフトバンク・千賀滉大投手が同日に海外FAの申請書類を提出した。他球団では日本ハム・近藤健介捕手、阪神・西勇輝投手らの動向が注目されている。

 有資格者として公示されている109選手は9日までに在籍球団に意思を通知すれば、10日にコミッショナーからFA宣言選手として公示され、11日から他球団とも契約交渉が可能となる。

 森友哉捕手「このたびFA権を行使しました。ライオンズに入団して以来、ここまで育てていただき、そのおかげで手にした権利ですので、ライオンズには本当に感謝しています。シーズン中に権利を取得しましたが、権利のことを意識し始めたのはシーズンが終わってからです。それまでは、リーグ優勝もかかっていましたし、また何とかCSを勝ち上がりたいということで頭がいっぱいでした。球団の方と話をさせていただくなかで、自分のことを必要としてくれているという思いを強く感じました。その一方で、自分に興味を持ってくれる球団があれば、その話も聞いてみたいと思っています。今後、自分なりに頭の中を整理して、将来について考えるつもりです。まずは、選んでいただいた侍ジャパンで、チームに貢献できるよう集中して臨みたいです」

(Full-Count編集部)

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