機能しなかった助っ人、途中加入の内野手もわずか3試合… 楽天の補強は成功したか?

楽天・石井一久GM兼監督【写真:荒川祐史】
楽天・石井一久GM兼監督【写真:荒川祐史】

鷹から加入した川島は2年連続戦力外となり現役を引退した

 2013年以来の優勝を目指した楽天だったが、今季は2年ぶりのBクラスに終わった。シーズン序盤は首位を走っていたものの失速し、石井一久監督2年目も頂点には届かなかった。昨オフや今季途中に補強した選手は機能したのか、振り返ってみる。

 外国人ではクリス・ギッテンス内野手とホセ・マルモレホス外野手を補強した。昨年ヤンキースで11試合に出場したギッテンスには圧倒的なパワーが求められたが、わずか21試合の出場で打率.242。初出場した試合で左手首を骨折する不運もあった。マルモレホスは58試合の出場で打率.208、7本塁打28打点。昨年マイナー3Aで26発を放ちMVPに輝いた打棒が期待されたが、応えることはできなかった。

 日本ハムを「ノンテンダー」自由契約となり獲得したのが西川遥輝外野手だ。3、4月は打率.333、5本塁打、21打点で自身初の月間MVPを受賞。徐々に調子を落として打率.218にとどまったが、出塁率.342、リーグ最多の10補殺、同6位の19盗塁を記録し、チームメートに走塁の極意を注入するなど新天地での1年目を終えた。

 またソフトバンクを戦力外となった川島慶三内野手を獲得。6月11日の巨人戦では本塁打を放ったが、12試合の出場に終わり、戦力外通告を受けて今季限りで現役を引退した。同じくソフトバンクを戦力外となり育成選手で獲得した釜元豪外野手は、イースタン・リーグで96試合に出場して打率.259で支配下をつかめず、2年連続の戦力外通告を受けた。

 7月には森原康平投手との交換トレードで、DeNAから4年目伊藤裕季也内野手を獲得。パンチ力のある打撃は鳴りを潜め、新天地ではわずか3試合の出場で安打を放つことはできず、起爆剤とはならなかった。10年ぶりの悲願へ、今オフの補強も注目される。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY