イチロー氏、9回131球力投で2年連続完投 最速134キロで14K 打撃は4打数無安打

「9番・投手」で先発したイチロー氏【写真:荒川祐史】
「9番・投手」で先発したイチロー氏【写真:荒川祐史】

「4番・遊撃」の松坂大輔氏は4打数3安打1打点

 マリナーズの球団会長付特別補佐兼インストラクターとして活動するイチロー氏率いるチーム「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」が3日、「高校野球女子選抜」とエキシビションマッチを行った。「9番・投手」で先発したイチロー氏は、9回131球を投げ切り、2安打1失点14奪三振で完投勝利を挙げた。

 投球では、初回1死から四球を与えると、3番の森崎杏内野手(福知山成美高)に128キロをとらえられ、右中間を破る適時三塁打を浴びて先制点を許した。それでも2回以降は無失点。2死球を与えた際には、帽子を取って深々と頭を下げた。最速は134キロだった。

 しかし打撃では今年も快音が響かなかった。第1打席は一ゴロ、第2打席はカーブを打ち上げ三飛、6回1死二、三塁の好機で迎えた第3打席は一ゴロに倒れた。さらに8回無死満塁の好機では一ゴロ併殺打に倒れ、悔しさを露わにした。昨年も投ゴロ、二ゴロ、一ゴロ併殺打の3打数無安打に終わっており、これで7打数無安打となった。

「4番・遊撃」で初参戦した松坂大輔氏は、一塁強襲内野安打、左前適時打、右翼線二塁打、三ゴロで4打数3安打と快音を連発。守備でも軽快な動きを見せ、攻守で勝利に貢献した。

(Full-Count編集部)

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