「イチローさんのおかげです」 適時三塁打の女子選抜・森崎杏は“まね”して快打
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適時三塁打はイチロー氏のおかげ?「トップの作り方をまねしたら…」
日米通算4367安打のイチロー氏が率いるチーム「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」と「高校野球女子選抜」にいるエキシビジョンマッチが3日、東京ドームで行われ、「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」が7-1で勝利した。女子選抜は初回、3番打者の森崎杏内野手(福知山成美高)が右中間を破る適時三塁打を放ち先制点を挙げた。
試合後のインタビューには、女子選抜から森崎と作新学院の澤田百華投手、履正社高の真砂寧々内野手が登場。イチロー“投手”から適時三塁打を放った森崎は「タイミングをとることが自分は課題で、イチロー選手のバッティング練習を見てトップの取り方をまねしたらそういう結果が出たので、イチローさんのおかげです」と感無量の様子。この言葉に対して、イチロー氏が「マネをすることの大切さ」を説く場面もあった。
澤田は「小さい頃に見ていたイチローさんが自分の近くにいるのにびっくりしているし、小さい頃の自分に「野球続けてよかったな」といってやりたいです」。安打を放った真砂も「打席の中の記憶はあまりないんですけど、ベース駆け抜けた瞬間に本当にうれしくて夢のようでした」と、憧れの人が真横にいる喜び、同じグラウンドに立てた喜びを語っていた。
(Full-Count編集部)
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