松坂大輔氏、イチロー氏から「行っていいよ」 “登板許可”も実現せず、来年には意欲

「4番・遊撃」で先発した松坂大輔氏【写真:荒川祐史】
「4番・遊撃」で先発した松坂大輔氏【写真:荒川祐史】

松坂氏は「4番・遊撃」で出場し4打数3安打で白星に貢献

 マリナーズの球団会長付特別補佐兼インストラクターとして活動するイチロー氏率いるチーム「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」が3日、「高校野球女子選抜」とエキシビションマッチを行い、7-1で勝利した。「4番・遊撃」で初出場した松坂大輔氏は4打数3安打に軽快な守備で勝利に貢献。来年以降も出場の意向を示し、“登板”にも意欲を見せた。

 初回1死一、二塁から一塁強襲内野安打を放つと、3回の第2打席は左前適時打。6回には右翼線二塁打で3打席連続安打をマークした。中学生以来となる遊撃守備もこなし、2009年WBC以来となるイチロー氏との共闘を楽しんだ。現役生活の終盤は怪我に悩まされ昨季限りで引退したが「練習始めてから投げられるかなと心配、不安がある中でやってきましたけど、意外と投げられるようになっていたので、来年はもうちょっとよくなっているかもしれないですね」と明るい表情を見せた。

 そうなると、マウンドに上がる姿も期待したくなる。イチロー氏はこの日131球を投げ切り2年連続の完投。松坂氏は「イチローさんからも『(マウンドに)行きたかったら行っていいよ』と言われていたんですけど、今日。でもちょっと投げる気にならなかったので。でも少しだったら投げてもいいかなって思えるくらい、状態が戻ってきたらいいですね。それでも『行けます』って言っても投げさせてくれないでしょうけど」と笑っていた。

(Full-Count編集部)

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