流行語大賞を野球界が席巻…ノミネートの実に5分の1、「きつねダンス」など6語

きつねダンスを踊る日本ハムのチア・ファイタイーズガール【画像:パーソル パ・リーグTV】
きつねダンスを踊る日本ハムのチア・ファイタイーズガール【画像:パーソル パ・リーグTV】

日本ハムからは「きつねダンス」と「BIGBOSS」

「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン新語・流行語大賞のノミネート30語が、4日に発表された。2022年を彩るワードが並ぶ中、際立ったのは野球界の躍進。「大谷ルール」や「きつねダンス」など、実に5分の1にあたる6語を野球関係が占めた。

 今季も投打で躍動したエンゼルスの大谷翔平投手。投手として降板後も指名打者(DH)として試合に出場し続けられる通称「大谷ルール」が採用され、二刀流を後押しした。「きつねダンス」は、日本ハムのチア・ファイタイーズガールたちが試合の合間に披露した魔性パフォーマンス。中毒性のある音楽と振り付けで、野球界を飛び越えて話題を呼んだ。

 その日本ハムからは、新庄剛志監督が名乗った「BIGBOSS」もノミネート。チームは最下位に沈んだものの、ド派手なパフォーマンスと常識にとらわれない采配で今季のパ・リーグを盛り上げた。一方のセ・リーグでは、シーズン日本人最多を更新する56本塁打を放ったヤクルト・村上宗隆内野手を称える「村神様」が候補に入った。

 そのほか、ロッテ・佐々木朗希投手の異名「令和の怪物」や、夏の甲子園を制した仙台育英の須江航監督が優勝インタビューで語った「青春って、すごく密なので」が入った。ここからいくつがトップテンに入り、年間大賞語に選ばれることがあるのか、注目される。

【表】球界席巻の「きつねダンス」ほか、野球用語が多く登場 「ユーキャン 新語・流行語大賞」ノミネート語一覧

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