藤浪晋太郎&吉田正尚の契約に「かなりの自信がある」 大物代理人ボラス氏明かす

阪神・藤浪晋太郎(左)とオリックス・吉田正尚【写真:荒川祐史】
阪神・藤浪晋太郎(左)とオリックス・吉田正尚【写真:荒川祐史】

9日から行われていたGM会議は11日に閉幕した

 米メジャーリーグの球団幹部や代理人らが集まるゼネラルマネジャー(GM)会議が10日(日本時間11日)、ネバダ州ラスベガスで閉幕した。8日(同9日)からの期間中には、ソフトバンクから海外フリーエージェント(FA)権を行使してメジャー移籍を目指す千賀滉大投手に複数球団の関心がうかがえた。【ラスベガス=木崎英夫】

 千賀の今後の見通しについては、代理人契約を結ぶジョエル・ウルフ氏が「(興味を持つのは)多くのチームになるだろう」とし、ここ数年、FA市場で契約がまとまる時期が開幕後にずれ込む傾向にあるが、12月上旬に行われるウインターミーティング前後まで、各球団の激しい攻防戦が展開されそうだ。

 千賀以外にも日本選手への関心が集まった。米球界屈指の大物代理人として知られるスコット・ボラス氏が今オフ、ポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指す阪神・藤浪晋太郎投手のほか、オリックス・吉田正尚外野手の代理人を務めることを明かし、「かなりの自信がある。間違いなく、彼らと契約するチームは存在する」と語気を強めた。

 同会議開幕を前にした7日(同8日)に、「オオタニはトレードしない。特別な選手。開幕戦はチームと一緒だ」と明言したエンゼルスのペリー・ミナシアンGMは、閉幕の朝9時過ぎに、「オオタニはどこにもいかない」と言葉を重ね、笑顔で会場を後にした。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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