ドジャースはサイン盗み“因縁の相手”を獲得する? 代理人「遠い昔起こったこと」

ツインズのカルロス・コレア【写真:ロイター】
ツインズのカルロス・コレア【写真:ロイター】

コレアは2017年WSでサイン盗み騒動のアストロズのリーダー

 ドジャースはツインズのカルロス・コレア内野手を獲得するのか。米ニューヨーク・ポスト紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏が、その可能性を主張している。アストロズ時代の2017年に起きたサイン盗み騒動を端緒に数々の因縁があるが、大物代理人のスコット・ボラス氏は「彼らは遠い昔に起こったことを気にしていないだろう」と“問題なし”を強調している。

 同記者は、ドジャースからFAとなったトレイ・ターナーについて「オファーが(他チームと)同等の場合、東海岸でのプレーを好むだろうと考えられている。ターナーの代理人は2021年、ドジャースへトレードされた際に阻止した経緯があることから、驚くことではない」と分析。その場合は、同じくFAとなったダンズビー・スワンソン獲得が最適な選択だが、ブレーブスはスワンソンに6年1億ドル(約142億3000万円)を超えるオファーを提示。地元でもあるブレーブスにとどまることを希望するかもしれない。そして“代役”としてコレアの名前が挙がっていた。

 ドジャース関係者は「コレアは選手として好きだが、2017年アストロズのサイン盗みスキャンダルの影響で、いくらかの嫌気も感じているようだ」という。当時、ワールドシリーズ(WS)でドジャースを破り世界一になったアストロズのリーダーであり、“因縁の相手”だ。

 しかし、コレアの代理人を務めるスコット・ボラス氏は、ドジャースの勝利に対するコミットを称え「彼らは遠い昔起こったことを気にしていないだろう。彼らは勝つことに専念している。そのことは、頭から離れないと思う」とコメントした。

(Full-Count編集部)

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