ソフトバンク王貞治会長、村田兆治さん死去に沈痛「ずいぶんと苦労をかけてしまった」

ソフトバンク・王貞治球団会長【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・王貞治球団会長【写真:藤浦一都】

通算215勝を挙げた村田さんは、王監督のダイエーで1軍投手コーチを務めた

 通算215勝を挙げ、ダイエー(現ソフトバンク)で投手コーチを務めた村田兆治さんが、11日未明に死去した(享年72歳)。ソフトバンクの王貞治会長兼特別チームアドバイザーは同日、球団を通じて「ずいぶんと苦労をかけてしまった。ご冥福をお祈りします」とコメントを発表した。

 村田さんは、通算604試合に登板し215勝177敗33セーブ、防御率3.24。最多勝1回、最優秀防御率3回、最多セーブ1回のタイトルに輝いた名投手。現役引退後は、1995年に王氏を新監督に迎えたダイエーの1軍投手コーチに就任し、1997年までの3年間にわたって務めた。

 王会長のコメントは以下の通り。

「ホークス監督時代に3年間一緒にやってくれましたが、ずいぶんと苦労をかけてしまった。最近でも離島の子どもたちに元気に野球を指導していたので、まさかこんなことになるとは思わなかった。ご冥福をお祈りします」

(Full-Count編集部)

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