大谷翔平、まさかの無冠? 昨季は驚異の11冠も…米記者の生声で読むMVP争い

「昨季は二刀流にインパクトがあったが今年は……」

「オオタニがやっていることは間違いなく歴史的な偉業だ。だが、エンゼルスは勝っていない。それに昨季は二刀流にインパクトがあったが、今年は……。見慣れてしまったところがあるかもしれないね」

 MVP投票は各チームの所在する都市から2人ずつ、両リーグ各30人の記者たちによって決まる。しかし、賞レースならではの問題点を口にしたのは、オレンジカウンティ・レジスター紙のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者だ。「投票者は全米各地にいるが、テレビはニューヨークを拠点としている。つまり、(ニューヨークの意向が)全米各地に広がるんだ。仮にショウヘイがヤンキース、ジャッジがエンゼルスだったら、間違いなくオオタニが勝つ」。

 大谷は年間で最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」の候補にも挙がるだろうが、こちらはアストロズのヨルダン・アルバレス外野手が有力か。「オールMLB」では先発投手部門、指名打者の2部門で最終候補入り。リーグに関係なくファーストチームとセカンドチームを選び、先発投手は各5人、指名打者は各1人が選ばれる。こちらの受賞は期待できそうだ。

 大谷本人はそこまで気にしていないだろうが、まさかの無冠なら……。これ以上寂しいことはないし、歴史的偉業を祝した新賞の設立を期待したくなる。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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