元3冠男は戦力外、大怪我負った選手や不運の左腕も… 今季背番号を変えた選手たち

巨人を戦力外となった山口俊、ソフトバンク・栗原陵矢、ロッテ・小島和哉(左から)【写真:荒川祐史】
巨人を戦力外となった山口俊、ソフトバンク・栗原陵矢、ロッテ・小島和哉(左から)【写真:荒川祐史】

2→27の燕・中村はGG賞、中日の助っ人2人は救援タイトルを獲得した

 昨年は入団2年目で9勝をあげたが、今季は僅か1登板に終わったヤクルト奥川恭伸投手。4年目の来季は背番号が「11」から「18」に変更されることになった。今季も背番号を変更した選手がいたが、成績はどうだったのだろうか、検証する。

 巨人では山口俊投手(17←99)、岸田行倫捕手(27←38)、吉川尚輝内野手(2←29)、松原聖弥外野手(9←31)、秋広優人内野手(55←68)が変更。2019年には最多勝、最多奪三振、最高勝率の3冠に輝いた山口は今季1登板に終わり戦力外に。松原は出場試合が昨季の135試合から50試合に激減した。吉川は自己最多の132試合出場で143安打をマークした。

 ヤクルトの中村悠平捕手は、2から古田敦也氏がつけていた27に変更。コンディション不良で出遅れたものの86試合出場で優勝に貢献し、ゴールデングラブ賞を受賞した。阪神の秋山拓巳投手(21←46)は昨季の24登板10勝から今季は5登板1勝に。小野泰己投手(98←28)は5登板にとどまり戦力外に。育成でのオリックス加入が決まった。

 一方、中日のライデル・マルティネス投手(92←97)は39セーブでタイトル獲得。ジャリエル・ロドリゲス投手は45ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを手にした。

2→1のロッテ藤原は出場試合減、31→24の鷹・栗原は開幕直後に大怪我

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