ド軍143億円確保は大谷翔平のため? 来オフFAなら「積極的になる」、地元記者が見解

ドジャースは2019年MVPのベリンジャーのノンテンダーFAを発表
ドジャースは18日(日本時間19日)、2019年ナ・リーグMVPのコーディ・ベリンジャー外野手をノンテンダーFAとしたことを発表した。大物選手が続々FAで約1億200万ドル(約143億円)が浮いた形となっているが、米記者はエンゼルス・大谷翔平投手が来オフにFAとなった場合の備えという見方もしている。
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者は「ドジャースはトレイ(・ターナー)、キンブレル、プライス、その他FAになった選手らですでに最大7000万ドル(約98億2000円)が浮いていた。そしてJT(ジャスティン・ターナー)のオプションを行使しなかったこと、ベリンジャーをノンテンダーとしたことでさらに最大3200万ドル(約44億9000円)が浮いた」と説明し「これはかなりの額だ。このお金を使ってどこまで積極的な補強をするか見ものだ」と綴った。
これに同紙のマイク・ディジョバンナ記者が反応。こちらは「この冬、年俸総額枠にこれだけ空きを作って、そのうえ2023年のぜいたく税の(税率を最低税率に)リセットもできたことで、ドジャースは来年の冬、もしショウヘイ・オオタニがエンゼルスと再契約せずにFAとなった場合はさらに積極的になるだろう」と先を見据えた。
(Full-Count編集部)
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