制限超え2億円減、3.5倍増も 主な契約更改…11月前半は複数年契約の大物が続々サイン

日本ハム・宮西尚生、ロッテ・高部瑛斗、中日・大野雄大(左から)【写真:荒川祐史】
日本ハム・宮西尚生、ロッテ・高部瑛斗、中日・大野雄大(左から)【写真:荒川祐史】

DeNA宮崎、中日大野、楽天則本ら複数年契約を結んでいる大物がサインした

 プロ野球界では11月に入り、複数の球団で契約更改交渉が始まっている。ここまでは、DeNA・宮崎敏郎内野手、中日・大野雄大投手、楽天・則本昂大投手ら複数年契約を結んでいる選手たちのサインが目立つ。一方で、大幅アップを掴んだ若手や大幅ダウンとなったベテランもいる。(金額は全て推定)

 6年契約の1年目を終えた宮崎は、現状維持の年俸2億円プラス出来高でサイン。3年契約の2年目を終えた大野は現状維持の年俸3億円プラス出来高、7年契約の4年目を終えた則本は現状維持の年俸3億円プラス出来高で契約を更改した。中日の田島慎二投手も複数年契約を結んでおり、現状維持の3500万円でサインしている。

 新たに複数年契約を結んだ選手もいる。今季リーグ2位の打率.314をマークした中日の大島洋平外野手は、現状維持の年俸2億5000万円で2年契約を結んだ。その一方で、大幅アップ、大幅ダウンとなった選手たちもいる。プロ2年目の今季、中継ぎで57試合に登板したDeNAの入江大生投手は、2900万円増の4500万円。3年目で盗塁王とGG賞に輝いたロッテの高部瑛斗外野手は2500万円増の3500万円で契約を更改した。

 日本ハムの宮西尚生投手は、野球協約の減額制限(1億円超は40%)を大きく超える2億円減の年俸5000万円プラス出来高でサインした。今季は2年契約の最終年だったが24試合の登板に終わり、プロ1年目から続けていた50試合以上登板は、14年でストップしていた。

(Full-Count編集部)

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