大谷翔平は「盗まれた」 MVP落選に元同僚が嘆き節「史上最高の選手は冷遇された」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

バットリーは2019年にエンゼルスで72登板「MVPの意味が変わってしまったかも」

 全米野球記者協会(BBWAA)が選出する最優秀選手が発表され、ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が初めて選出された。最終候補入りしていたエンゼルス・大谷翔平投手の2年連続受賞はならなかった。エンゼルス傘下からFAとなったタイ・バットリー投手は自身のツイッターで「ショウヘイが盗まれたことは我々全員が知っている。野球界にとってはジャッジが勝つ方がいいんだろう」と二刀流の落選を嘆いた。

 ジャッジもリーグ新記録の62本塁打とMVPに申し分のない大活躍を見せた。それでも、2019年にエンゼルスで72試合登板した右腕は15勝&34本塁打と規格外の活躍を見せた二刀流を支持しているようだ。「アーロン・ジャッジを祝福したい。でも、史上最高の選手は冷遇されてしまった」。

 バットリーは「MVPの意味が変わってしまったかもしれない」「(大谷とジャッジを)比べることができない」とも記した。ジャッジは選手会MVPも受賞したが、「史上最高」と言われた今季のMVPレースは、現役選手の間でも評価が分かれているようだ。

(Full-Count編集部)

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