ソフトバンク、FA嶺井博希の獲得を発表 背番号12、DeNAに感謝も「今後も挑戦したい」
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ホークスは捕手強化に成功、23日に福岡市内で入団会見
ソフトバンクは21日、DeNAから国内フリーエージェント(FA)権を行使した嶺井博希捕手を獲得したと発表した。背番号は「12」。DeNA側は宣言残留を認めていたが、嶺井は新天地に挑むことを決断した。23日に福岡市内で入団会見を行う予定だ。
2013年ドラフト3位でDeNAに入団。プロ9年目の今季は自身最多の93試合に出場して打率.205、5本塁打、30打点だった。DeNAにとっては今季チームトップ74試合でスタメンマスクをかぶった扇の要が流出することになった。
ソフトバンクは甲斐拓也捕手が125試合に先発出場と絶対的な存在だが、打率は.180にとどまっていた。3年ぶりのリーグ制覇へ、捕手の強化に成功。また嶺井にとっては沖縄尚学、亜大時代にバッテリーを組んだ1学年上の東浜巨投手も在籍しており、再び黄金バッテリーが実現しそうだ。
◯嶺井博希捕手「9年間在籍した球団には本当に感謝しています。野球人としてここまで携わって頂いた多くの方々のおかげで、FA権を取得できたと思っています。この9年間で多くのことを経験させていただき、今後の野球人生もさらに挑戦したい気持ちが強くなり、移籍を決断いたしました。ファンの皆さまには、結果が出ない時も応援していただき本当にありがとうございました。皆さんの後押しがなければ、ここまで野球を続けることはできなかったと思います。本当に感謝しています」
(Full-Count編集部)
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