鷹に加入の渡邊佑樹が入団会見 戦力外→育成契約も年俸アップ「応えなきゃいけない」

育成選手での契約も「育成でも野球を続けられる」
ソフトバンクに育成選手として加入する前楽天の渡邊佑樹投手が23日、本拠地PayPayドームで入団会見を行った。今オフ、楽天から戦力外通告を受けたものの、トライアウトを経て、新天地が福岡に決まり「素直に嬉しいです。来季も野球を続けられるところがあるのは嬉しかった。安心しました」と心境を語った。
渡邊佑は2017年のドラフト4位で横浜商大から楽天に入団。左の変則サイドスローとしてリリーフを務め、今季はキャリア最多となる13試合に登板。イースタン・リーグでも31試合で3勝0敗、防御率1.67と好投しながらも、オフに戦力外通告を受けていた。
ソフトバンクから打診があったのはトライアウトの直後で「終わって片付け、整理をしているタイミングで電話をいただきました。『来季はホークスで』という電話だったと思います」と振り返る渡邊佑。育成での契約にも「育成でも野球を続けられるので。早く支配下に戻れるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
ソフトバンクは守護神のリバン・モイネロ投手、“左キラー”の嘉弥真新也投手に続く左の中継ぎ投手が不足。特に嘉弥真に続く“左キラー”として渡邊佑に白羽の矢を立てた形だ。戦力外通告、育成契約にも関わらず、来季の年俸は120万円増の700万円(金額は推定)に。これには渡邊佑も「期待に応えなきゃいけない」と語っていた。
(Full-Count編集部)
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