防御率4.32の巨人右腕に1票、来季有資格者にも2票…新人王の記者投票“内訳”は?

西武・水上由伸、オリックス・阿部翔太、阪神・湯浅京己、巨人・大勢(左から)【写真:荒川祐史】
西武・水上由伸、オリックス・阿部翔太、阪神・湯浅京己、巨人・大勢(左から)【写真:荒川祐史】

大勢は阪神・湯浅に135票差、水上はオリ・阿部に119票差をつけた

 日本野球機構(NPB)は25日、都内で「NPBアワード2022 supported by リポビタンD」を開催し、記者投票によって決まる両リーグ新人王を発表した。セ・リーグは巨人・大勢投手、パ・リーグは西武・水上由伸投手が選ばれた。

 新人王は新聞社、通信社、放送局に属し5年以上の取材歴を持つ記者の投票によって決まる。セ・リーグは有効投票数299で、大勢は209票を得た。新人特別賞を受賞した阪神・湯浅京己投手は74票で2位。135票差がついた。

 3年目で遊撃のポジションを獲得したヤクルト・長岡秀樹内野手は7票、6勝を挙げた中日の2年目右腕・高橋宏斗投手は6票を得た。ヤクルト・木澤尚文投手や、今季53登板で防御率4.32だった巨人・平内龍太投手ら3人が“1票”を得た。

 パは有効投票数が267で、水上が177票を得た。2位は2年目の30歳右腕、オリックス・阿部翔太投手で58票だった。ソフトバンクの左腕・大関友久投手が10票で続き、高卒ドラ1で76試合出場のロッテ・松川虎生捕手は7票を得た。

 2票を得た楽天・宮森智志投手は昨年育成ドラフト1位で、今季は26試合に登板。投球回数が23回1/3で、来季の新人王資格を有している。投手の新人王資格は1軍投球回数が30イニング以内。該当者なしも2票あった。

(Full-Count編集部)

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