西武水上、大幅3000万円増に「ニヤニヤしちゃう」 将来は「村長になりたい」

契約更改交渉に臨んだ西武・水上由伸【写真:宮脇広久】
契約更改交渉に臨んだ西武・水上由伸【写真:宮脇広久】

育成選手として入団し、2年目で新人王と最優秀中継ぎ投手

 今季パ・リーグ新人王と最優秀中継ぎ投手に輝いた西武・水上由伸投手が1日、今季年俸1000万円から4倍増となる来季4000万円(金額は推定)でサインした。2020年育成ドラフト5位で入団した右腕は、1年目の昨年5月に支配下登録を勝ち取り、今季は60試合4勝4敗31ホールド、防御率1.77をマーク。オールスター初出場も果たすなど飛躍を遂げた。

「(活躍の要因は)強い気持ちです」と語り、「正直言って球宴後に疲れが出たので、このオフには体力面を優先的につけたい。テレビで見たら、自分が細く見えたので、ガタイをよくしたい」とも。現在は公称で身長176センチ、体重77キロだ。

 大幅昇給に「ニヤニヤしちゃう。実はすでに黒いベンツを買いました。思ったより早く買えました」と笑った。故郷は人口8855人(11月1日現在)の長野県宮田(みやだ)村。知名度も大幅アップしたとあって、「将来職に困ったら、村長になりたい。役場に幼なじみもいるので、いけるのではないかと思います」と笑わせた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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