おじさんだらけでベンチ大混雑 パ流行語大賞の“感動的な茶番”に「グッときた」

西武ベンチで繰り広げられた「劇団獅子」
今季も美技から珍プレーまで様々な話題を提供した「パーソル パ・リーグTV」が、“独自の流行語大賞”を発表。ファン投票の結果、試合前の西武ベンチで茶番を繰り広げた「劇団獅子」がグランプリに選ばれた。勇退した辻発彦監督をめぐるイジりの数々。最終戦ではベンチが大混雑した「おじさん劇団員」大集合に、ファンも「感動的だったな」と記憶に刻んでいる。
スプレーで指揮官の顔を隠したり、おじいちゃんと孫のようなゆるい空気を醸し出したり……。とにかく試合直前のベンチは自由だった。いつしかファンも毎回楽しみにするように。今季の本拠地最終戦では、首脳陣やマネジャーらが集結。全員で脱帽し、ファンへの感謝を伝えた。当時も注目を集め「おじさん劇団員ワラワラ」などとコメントが寄せられていた。
西武の公式YouTubeでは、辻前監督が“劇団立ち上げ”の裏話を公開。最終戦は「協力してくださいとお願いして」と指揮官自ら依頼して実現したといい、「我ながらグッとくるものがありましたよ」と感慨深げに振り返った。ファンも「ホーム最終戦のコーチ集まるのも、感動しました」と忘れられないようだった。
(Full-Count編集部)
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