燕・奥川は大幅25%減、オリ右腕は渋面「もうちょっと評価して」 5日の契約更改

ヤクルト・奥川恭伸(左)と契約更改交渉に臨んだオリックス・比嘉幹貴【写真:荒川祐史、橋本健吾】
ヤクルト・奥川恭伸(左)と契約更改交渉に臨んだオリックス・比嘉幹貴【写真:荒川祐史、橋本健吾】

42歳のヤクルト石川は現状維持の9000万円

 12月に入り、各球団の契約更改が進んでいる。オリックスは5日、4選手が交渉に臨んだ。11勝(8敗)を挙げた宮城大弥投手は年俸5000万円から3000万円増の8000万円で更改し、笑顔を見せた。(金額はすべて推定)

 近藤大亮投手は1400万増の4200万円、ドラフト2位ルーキー野口智哉内野手は、初の契約更改で500万円増の1500万円でサインした。ベテラン比嘉幹貴投手は800万円増の3600万円で更改したが、交渉の席ではポストシーズンでの活躍を含め「もうちょっと評価してください」と要望。「最初にいった金額よりは少し上がりました」と昇給を勝ち取ったことを明かした。

 ヤクルトでは、石川雅規投手や奥川恭伸投手らが契約を更改した。今季は6勝4敗、防御率4.50の成績を残し、来季を球界最年長の43歳で迎える石川は、現状維持の年俸9000万円でサインした。今季は1試合の登板に終わった奥川は、減額制限いっぱいとなる25%ダウンの2700万円。オリックスの宮城らとともに2019年のドラフト1位で入団。昨季は9勝を挙げるも、今季はコンディション不良などで不完全燃焼に終わった。

(Full-Count編集部)

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