ソフトバンク、FA近藤健介の獲得を発表 背番号「3」、藤本監督も熱望の補強実現

ソフトバンクへのFA移籍が発表された日本ハム・近藤健介【写真:荒川祐史】
ソフトバンクへのFA移籍が発表された日本ハム・近藤健介【写真:荒川祐史】

交渉の席で藤本監督も電話でラブコール「ぜひ来てください」

 ソフトバンクは12日、日本ハムから海外FA権を行使した近藤健介外野手の入団が決まったと発表した。背番号は「3」に決まった。

 交渉解禁となった11月11日に即アタックをかけ、球団幹部が入団交渉を行った。その席で藤本博史監督も電話で「2000本安打を目指してるだろうし、こちらとしても高い出塁率、打撃技術というのはすごく買っている。1番を打てる打者だし、1~5番は全部打てるんで、ピースとして100%ハマるんで、是非来てください」などと“ラブコール”を伝えていた。

 2011年のドラフト4位で横浜高から日本ハムに入団した近藤は、ルーキーイヤーから1軍で20試合に出場した。2015年には129試合に出場し打率.326をマークして主力になると、本格的に外野手に転向した2018年からは毎年、打率3割前後をマーク。常に4割を超える出塁率を残し、2019年、2020年には最高出塁率のタイトルを獲得していた。

 今季も打率.302、8本塁打。出塁率は.418に及んだ。チーム全体の出塁率の低さが課題となっているソフトバンクにとって、高い出塁率を誇る近藤は願ってもない存在。左翼を任せる構想を持っており、来季のV奪還に向けて、この上ない補強となる。

(Full-Count編集部)

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