巨人がメキシコ最優秀投手を獲得 今オフFA全選手の行方がついに決着 12日の去就
巨人はメンデスと契約合意、近藤ソフトバンク入団、オリ宮内オーナー退任
巨人は12日、ヨアンデル・メンデス投手と来季の契約に合意したと発表した。またソフトバンクは、日本ハムから海外FA権を行使した近藤健介外野手の入団が決まったと発表した。
27歳の左腕メンデスは、2016年にレンジャーズでメジャーデビュー。メジャーでは通算20試合登板で3勝3敗1ホールド、33奪三振、防御率6.23だった。今季はメキシカンリーグのスルタネスに所属し、最優秀投手に輝いている。背番号は「65」に決まった。
2011年のドラフト4位で横浜高から日本ハムに入団した近藤は、ルーキーイヤーから1軍で20試合に出場した。2015年には129試合に出場し打率.326をマークして主力になると、本格的に外野手に転向した2018年からは毎年、打率3割前後をマーク。今季まで6年連続で4割超えの出塁率を残し、2019年、2020年には最高出塁率のタイトルを獲得していた。背番号は「3」に決まった。
またオリックスは、12日に役員人事を発表した。宮内義彦氏が取締役オーナーを退任、井上亮氏が取締役から取締役オーナーに就任する。宮内氏は、オリックスが阪急から球団を買収した1988年秋にオーナー就任。今年で就任から34年目を迎え、1996年以来となる2度目の日本一で有終の美を飾っていた。
(Full-Count編集部)