エンゼルスが42歳の鉄人左腕を獲得か 米メディアが読む意図「大谷翔平の負担を調整」

エンゼルスのベテラン左腕ヒル獲りは「道理にかなっている」
大谷翔平投手が所属するエンゼルスがレッドソックスからFAとなっているリッチ・ヒル投手の獲得に興味を示していると米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えた。
42歳のヒルはメジャー通算18年で82勝を挙げている左腕。今季は26試合登板して8勝7敗、防御率4.27をマークした。同メディアはレッドソックスの地元メディア「マスライブ・コム」のクリス・コティーロ記者の情報を引用。オリオールズ以外にも「エンゼルス、レンジャーズがリッチ・ヒルに興味を持っている」と伝えた。
エンゼルスは今オフに今季15勝を挙げた左腕タイラー・アンダーソンを3年3900万ドル(約53億3200万円)で獲得。大谷をはじめ、パトリック・サンドバル、リード・デトマーズ、ホセ・スアレス、タッカー・デビッドソンら先発投手の頭数は揃う。
これまでにフィル・ネビン監督は大谷の登板間隔を来季開幕から中5日とする方針を示し、先発投手として稼働率を上げると明らかにしている。エンゼルスがヒルの獲得に興味を示していることについて、トレード・ルーマーズは「オオタニの負担を調整」「ベテラン投手を獲得することは道理にかなっている」と評価。過去2シーズンで57先発していることも伝えている。
(Full-Count編集部)
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