大谷翔平はこのオフ“最大の敗者” 来季年俸40億円も…米メディア「もっと得るべき」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

40億円…大谷の年俸は安すぎる? ジャッジやコレアよりもらうべき

 メジャーリーグは2月中旬のキャンプインまであと8週間となり、各球団の補強も後半戦を迎えている。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」はこのオフの「最大の勝者」と「最大の敗者」8人ずつを選んでいる。意外なことに、エンゼルスの大谷翔平投手は敗者8人の中に挙げられた。その理由とは――。

「ここまでのMLBオフシーズン、最大の勝者と敗者」と題する記事では、選手やチーム、球団首脳、代理人など今オフここまでの勝者と敗者が8人ずつ挙げられている。

 大谷を敗者に挙げた理由として記事は「10月にオオタニが、1年3000万ドル(約39億7500万円)の契約に合意したことは不可解だった」としている。年俸調停権をうまく使えば、もっと大きな契約を狙えたはずだというのだ。

 大谷は昨季ア・リーグMVPを受賞し、今季はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に次ぐ2位。記事は「今オフFAとなったジャッジは年俸4000万ドル(約53億円)を得て、ツインズからFAとなったカルロス・コレア内野手は総額3億5000万ドル(約464億円)の新契約にサインしたばかりだ」と、メジャーを代表するスターと大谷を比較している。

 また「二刀流のスターであるオオタニは、特殊なケースであり、年俸3500万ドル(約46億円)から4500万ドル(約60億円)ほどの契約を得るために説得力のある主張をすることができたのに」としている。投打の両方をこなしているのに、安すぎると言わんばかりだ。

 実際には、大谷の新契約は調停権を持つ選手として契約史上最高額。記事は「来オフにはFAとなって、大金を手にすることができるだろう」としている。一方で「しかし、二刀流のユニコーンとして調停員を説得するのは簡単だったはずだ。投手と打者の“二刀流”としての真価を認めてもらうため、オオタニは、もっと多くの報酬を得るべきだった」としている。

(Full-Count編集部)

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