ジーター氏以来9年ぶり大役 「全ての障害を受け止める」主将ジャッジが示した決意

キャプテンの就任会見に臨んだアーロン・ジャッジ(左)とデレク・ジーター氏【写真:Getty Images】
キャプテンの就任会見に臨んだアーロン・ジャッジ(左)とデレク・ジーター氏【写真:Getty Images】

ジャッジの前はジーター氏が2003年から2014年まで主将を務めた

 ヤンキースと9年総額3億6000万ドル(約478億円)の超大型契約を結び残留したアーロン・ジャッジは、チームの第16代キャプテンに就任した。米メディアによると、ヤンキースのキャプテンは2003年から2014年まで務めたデレク・ジーター氏以来9年ぶり。21日(日本時間22日)の会見でジャッジは「責任は増えるが全ての障害を受け止め、引っ張っていきたい」などと意気込みを語った。

 今季ア・リーグ記録を塗り替えるシーズン62本塁打を放ち、MVPを受賞したジャッジ。新たに超大型契約を結んだ主砲が今季まで8年間不在だったチームの主将に就く。球団が公式ツイッターに投稿した会見動画の中で、ヤンキース残留について「ピンストライプのユニホームを着て、レガシーを作り続けることができる。(ニューヨークは)最高の街で、最高の野球都市で、最高のファンがいる。ここでプレーできることは、とてつもなく名誉なことだ」と語ると、キャプテン就任への思いを明かした。

 まず「サーマン・マンソン、ルー・ゲーリック、ロン・ギドリー、ウイリー・ランドルフ、デレク・ジーター、ドン・マッティングリー。素晴らしい野球選手であると同時に、彼らは球界そしてヤンキースの素晴らしい大使だ。彼らはヤンキースの選手でいることに対して誇りに思っている」と歴代キャプテンに敬意を表し、次のように続けた。

「私もユニホームの重みを感じているし、この6年間同様、みんなのお手本となるリーダーであり続けたい。キャプテンを務めることで責任は増えるが、全ての障害を受け止め、このチームと街に複数の優勝をもたらせるように今後もチームを引っ張っていきたい」。2009年を最後に世界一から遠ざかるヤンキース。ジャッジのキャプテン就任がチームに変化をもたらすか。来季の戦いぶりが注目される。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY