大谷翔平は「必ず大金を得る」 獲得を目論む5球団“663億円”の攻防…米メディア予測

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

パドレスは「球界でもっと羽振りの良い球団の一つ」

 2023年シーズンオフにFAとなるエンゼルス大谷翔平投手。米メディア「Audacy」はFA市場に出た場合、メッツ、パドレス、マリナーズ、ドジャース、ジャイアンツの5球団が手を上げると予測し、それぞれのチーム事情に触れている。

 来季は3000万ドル(約39億7500万円)で契約を結んでいる大谷について、記事は1年後に「必ず大金を得るだろう」と指摘。FA市場に出た場合は「最終的な数字は『5』で始まることになるのではないか」と5億ドル(約663億円)以上になると占った。また、2023年シーズン中のトレード移籍については「分からないが、彼の未来がエンゼルスになるという可能性はかなり低いように感じられる」とし、獲得に乗り出すと予測する5球団の事情について触れた。

〇メッツ オーナーのスティーブ・コーエン氏にとって、すべてのスターFA選手が獲得の有力候補であることは間違いない。メッツの予算は無限のように見える。今オフは立て続けに大型契約を結んでいるが、大谷との高額契約も恐れないだろう。

〇パドレス AJ・プレラー氏は球界で最もアグレッシブなGMだ。オーナーのピーター・サイドラー氏のもと、球界で最も羽振りの良い球団の一つとなっている。トレイ・ターナーとアーロン・ジャッジの獲得に失敗した後、ザンダー・ボガーツと11年2億8000万ドル(約371億円)で契約。フェルナンド・タティスJr.は2034年まで契約しているが、マニー・マチャドは来オフにオプトアウト(契約破棄)権を行使する可能性があり、フアン・ソトは2024年シーズン後にFAとなる。これにより、大谷獲得への道が開けるかもしれない。

〇マリナーズ 魅力的な球団かもしれない。シアトルは地理的に理想的で、イチローが在籍して日本選手最大のスターになったため、日本人スターに大人気の球団だ。シアトルでその伝統を引き継げ、チームは21年ぶりにポストシーズンに進出した昨年の成功を持続させようと努力している。

〇ドジャース 比較的慣れ親しんだ地域に留まりながら、2010年シーズン以来5割を切ったことがない。

〇ジャイアンツ 過去6年間でジャンカルロ・スタントン、ブライス・ハーパー、アーロン・ジャッジ、カルロス・コレアに逃げられた。球界でジャイアンツ以上にスーパースターを必要としているチームはないだろう。

(Full-Count編集部)

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