前ロッテのロメロが韓国SSG入り 中日でもプレーの左腕、年俸1.3億円で今季優勝球団へ

SSGランダーズに入団したエンニー・ロメロ【写真:荒川祐史】
SSGランダーズに入団したエンニー・ロメロ【写真:荒川祐史】

今季ロッテでは8勝、防御率3.36も自由契約に…

 韓国プロ野球・KBOリーグのSSGランダーズは27日、ロッテと中日で日本球界の経験がある左腕エンニー・ロメロ投手の入団を発表した。「イルガンスポーツ」など韓国各メディアが伝えている。総額100万ドル(約1億3200万円=年俸80万ドル、出来高20万ドル)の1年契約。SSGは今季韓国シリーズを制したチームだ。

 ドミニカ共和国出身のロメロは、2013年にレイズでメジャーデビュー。2018年までナショナルズ、パイレーツ、ロイヤルズでメジャー通算137試合に登板し4勝6敗、防御率5.12を記録している。

 2019年には中日入りし、その年先発として8勝10敗。2020年は故障で1軍登板なく退団した。2021年はドジャースとマイナー契約を結んだものの、6月になってロッテ入りし4試合に投げ1勝。今季は20試合に先発し8勝9敗、防御率3.36の成績を残しながら12月になって自由契約公示されていた。

 ロメロは球団を通じ「私が持っている能力を最大限に発揮し、チームの勝利に貢献します」とコメント。チーム側は「最大の長所は時速150キロを超える剛速球だ。直球と同じ軌道からの変化球もよく、左腕として安定した技量を評価した」と先発ローテーションの一角に期待している。

(Full-Count編集部)

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