コレアと“破談”に「イライラしている」 ジ軍編成部長は“時間切れ”に怒り心頭

ツインズからFAとなったカルロス・コレア【写真:Getty Images】
ツインズからFAとなったカルロス・コレア【写真:Getty Images】

13年458億円で契約合意も身体検査の結果破談となった

 ツインズからFAとなったカルロス・コレア内野手は、ジャイアンツとの13年契約が身体検査の結果で球団と選手側の意見に相違があり、破談となった。MLB公式は、ファーハン・ザイディ編成本部長がこの事態に「イライラしている」「失望した」などと怒り心頭であることを伝えた。

 ジャイアンツはコレアと13年3億5000万ドル(約458億9000万円)で契約合意していたが、身体検査の結果によって流れた。報道によると、ジャイアンツは手術した右足首の状態に懸念を示したという。それを聞いたコレアの代理人スコット・ボラス氏は、すぐさまメッツと12年3億1500万ドル(約413億100万円)で合意した。

 ボラス氏は「交渉時間の時間切れによって契約決裂した」と説明したが、ザイディ編成本部長は「(決められた)プロセスに沿って交渉した」時間切れはおかしいと反論。身体検査が行われる前、ボラス氏に電話で(コレアの健康状態に)懸念があることを伝えたと弁明している。

「現時点では、我々とは別の取引に集中しているだろう。つまり我々が獲得する可能性は限りなく少ない」とお手上げのザイディ編成本部長。怒りを隠せないでいるものの「でも素晴らしい選手を獲得して興奮しているし、これからも補強を続ける」と述べた。

(Full-Count編集部)

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