福留らレジェンド引退で変わる“序列” 秋山は大台陥落…現役通算打撃成績ランキング

2022年限りで引退した中日・福留孝介、阪神・糸井嘉男、ヤクルト・内川聖一【写真:荒川祐史】
2022年限りで引退した中日・福留孝介、阪神・糸井嘉男、ヤクルト・内川聖一【写真:荒川祐史】

秋山翔吾は通算打率.301でNPB復帰→.299に落とした

 2022年シーズンを限りに福留孝介、内川聖一、糸井嘉男ら名だたるバットマンの多くがユニホームを脱いだ。これによって現役選手の通算成績のランキングも変動している。ここでは各部門の上位5傑を見てみる。

 出場試合数では西武・栗山巧が2164試合でトップ。福留、内川の引退により、巨人・坂本勇人が1985試合で2位に浮上した。ヤクルト・青木宣親は1556試合で10位だが、日米通算で2315試合に出場している。

 安打数は坂本が2205本でトップ。2186本の内川が引退し、栗山が2086本で2位につける。巨人・中島宏之(1923本)や中日・大島洋平(1885本)らは通算2000安打なるか。青木は日米通算2648安打だ。

 通算打率(4000打数以上)では青木が.317でトップ。ソフトバンク・柳田悠岐が追う格好になっている。広島・秋山翔吾は.302だった内川に代わって3位に浮上したが、.299(4829打数1446安打)に。.301で昨年NPBに復帰したものの打率.265に終わり、3割の大台を割ってしまった。

 本塁打は西武・中村剛也が454本で断トツ。2位の巨人・松田宣浩に153本差をつけている。285本塁打を放った福留の引退により、坂本がトップ5入りした。昨年56発のヤクルト・村上宗隆は160本で現役13位(外国人選手を除く)だ。

 盗塁は楽天・西川遥輝がトップ。通算300盗塁をマークした糸井の引退により、中日・大島洋平が2位に浮上した。トリプルスリー3度の山田は190盗塁で現役6位。ソフトバンクの韋駄天・周東佑京は通算355試合ながら118盗塁をマークし、現役19位。今後どこまで数字を積み上げるか注目だ。

【表】福留、内川、糸井の引退で“激変” 現役選手の通算打撃ランキング

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